工事の前に

解体工事を始める前に、80㎡以上の解体工事の場合、リサイクル法の届出が必要です。また、道路使用届出、騒音・振動届出、歩道占有届出などが必要となる場合もあります。アスコット・ナカジマはこれらの手続きを代行し、スムーズに工事を進めます。

最初に、解体工事の準備段階で重機の搬入、足場・養生の設置が行われ、外構の解体・撤去作業が実施されます。これにはカーポートや樹木、ブロック塀などの外構の撤去が含まれます。

周囲への騒音や粉じんの影響を最小限に抑えるため、足場と養生を設置します。これにより、近隣へのご迷惑を軽減し、安全な工事が行えます。

主要な構造物である屋根、内部の断熱材、建具、畳、サッシ、瓦、内部造作、石膏ボードなどを手作業で解体します。建設リサイクル法に従い分別作業を行い、環境への配慮も忘れません。

壁、梁、柱などの主要な構造物を解体します。粉塵の発生を抑えるために散水を行い、一般的に重機を使用して解体が進められます。ただし、立地条件によって手作業での解体が必要な場合もあります。

建物の基礎部分を解体します。近年の建物ではコンクリートと鉄筋を使用することが一般的で、そのため騒音や振動が大きくなります。その後は分別し、産業廃棄物の運搬を行います。これには産業廃棄物収集運搬許可が必要です。

工事で掘り起こされた土地を平らに整備し、解体工事を完了します。

解体工事が完了すると、お客様の立会いのもとで工事の引き渡しを行います。契約内容と実際の作業に相違がないかを確認します。

解体工事後、建物がなくなったことを登記簿に登録する滅失登記申請が必要です。アスコット・ナカジマは必要書類の取り寄せやマニフェストの発行をサポートし、法務局への申請を迅速に行います。滅失登記は1か月以内に行う必要があります。